髪の毛をブリーチするとはどういうことなのでしょうか?
髪の毛を染めたいと考えた時に、大きく分けて2つの方法がありますよね。
一つ目が直接カラーを髪に乗せる方法。
もう一つが一度髪の毛の色を脱色(ブリーチ)して、そのあと好みのカラーで染めるという方法です。
ほとんどの場合には直接染めると思いますが、日本人の髪の色は基本的に黒色なので明るい色で染まりにくいというのがあります。
そんな時に便利なのが、一度ブリーチをして髪の色を抜いてから好みの色に染めるという方法です!!
では、
- ブリーチとはどのような仕組みで脱色しているのでしょうか?
- ブリーチを行うことでどのような事が起こり得るのでしょうか?
髪の毛をブリーチ(脱色)すると痛みや抜けるというトラブルの原因になってしまうのは本当なのか確認をしていきましょう。
髪の毛をブリーチ(脱色)するとはどういうこと?
そもそも髪の毛の色というのは本来無色です。
それに頭皮にあるメラノサイトから色素であるメラニンが作られ、そのメラニンが髪の色を染めているのです。
人種によって髪の色は様々ですが、日本人の多くは黒色です。
髪の毛の色をブリーチするということは、そのメラニンを髪から抜き取ってしまうことを言います。
つまり、髪の毛の色素を失わせることで髪の色が薄くなるのです。
ブリーチとカラーリングは違う?
これは実はカラーリングも同じ仕組みでもあるのです。
カラーリングもブリーチも髪の毛の色素を分解するので、髪の表面のキューティクルをはがしていることになります。
その為、どちらも繰り返すと髪や頭皮が傷む原因となるのです。
但し、ブリーチは髪の色自体を分解して失わせています。
そのためブリーチの場合、一度脱色した色は元には戻らないということを忘れないでくださいね。
髪の毛をブリーチすると痛みは?
髪の毛をブリーチしている人の髪を見てみると、なんだか傷んでいるという印象がありますよね。
実際にブリーチやカラーを繰り返すと髪が傷んでしまうというイメージがありますし、実際に髪は痛んでいます。
その理由は、ブリーチの方法にあります。
ブリーチというのは髪の色素を分解して脱色させているのです。
髪の色素を元から分解するためには、髪の表面にある髪を守る役割を果たしているキューティクルをはがすことが必要になってきます。
キューティクルがはがれるてしまうのが理由!
という役割をしているキューティクルですが、こちらがはがれるということはどういうことか想像できますよね。
剥がれたキューティクルからは水分や栄養分が逃げ出し、髪表面も傷んだ状態になてしまうのです。
その為、ブリーチにかかわらずカラーリングなど髪の色を変えることで、髪の毛が傷んでしまうというわけなんです。
髪の毛をブリーチすると抜ける?
髪の毛をブリーチすると、髪自体が抜けやすくなるという話、聞きますよね。
折角好みの色に髪を染めたのに、髪が抜けてしまうのは悲しいことです。
しかし、これはブリーチの仕組みを考えれば仕方のないことなのです。
頭皮にダメージを与えてしまうことが原因に!
その理由は、ブリーチをすること自体が髪や頭皮に相当なダメージを与えていることになるからです。
ブリーチすることで髪がダメージを受けることはわかると思いますが、それだけではなく、頭皮にも悪影響なのです。
頭皮環境が悪化すれば、抜け毛だけではなく、最終的には
などの深刻な問題にもつながっていくのです。
これはきちんとケアをすればいいという問題ではなかなか収まらないものです。
どうしても髪の状態が気になるのであれば、必要以上のブリーチやカラーリングは控えることをお勧めします。
まとめ
ブリーチとは本来髪を染めているメラニン色素を壊すことで髪の色を抜いています。
メラニン色素を壊すということは髪の健康も壊しているということに他なりません。
もちろん自分の好きなカラーに髪を変えたいということもありますが、髪が傷んでしまうということを覚悟して行うようにしましょう。