頭皮の湿疹の原因にはどのような理由が考えられるでしょうか?
ふと気付いたら
ということはありませんか?
時にはかゆみだけではなく痛みを伴う場合もあると思います。
そんな時には、もしかしたら頭皮湿疹になっているかもしれません!
しっかりと毎日シャンプーをしているのに、突然できていることも多い頭皮湿疹ですが、いったいどのようなことが原因で起こり得るのでしょうか?
そして、頭皮湿疹ができてしまってなかなか治らないときの対策にはシャンプーや薬など、どのような対処をしたらいいのか確認していきましょう。
頭皮の湿疹の原因とは?
そもそも頭皮湿疹には3つの種類があります。
その種類も原因も違ってくるので、まずはどのようなものがあるか見てみましょう。
脂漏性皮膚炎
一つ目が脂漏性皮膚炎です。
この原因は、皮脂の過剰分泌です。
皮脂が過剰分泌することで、そこからカビが増えてしまいそこから湿疹になってしまうのです。
初期症状としては、
- 頭皮がべたべたする
- フケが出る
- 頭皮がかゆい
- 頭皮が臭い
などの症状が現れます。
接触性皮膚炎
次に接触性皮膚炎です。
こちらは刺激の強いものが頭皮に触ることで起こるものです。
例えば、
シャンプーや整髪料などを使ったときに、アレルギーが原因で頭皮が炎症を起こしてしまうのです。
アトピー性皮膚炎
最後にアトピー性皮膚炎。
こちらはもともとアレルギーなので、アレルゲンが原因となっていて、それが接触するときに頭皮が乾燥していると起こりやすくなっている皮膚炎です。
大きく分けるとこの3つが頭皮湿疹の原因となります。
頭皮の湿疹が治らないときの対策とは?
頭皮湿疹が治らないときには、きちんと対策を取ることが大切です。
もちろん原因をしっかりと知ったうえでそれに対して対策を取らなければいけませんよね。
例えば、皮脂の過剰分泌が原因と考えられる場合には、
- 脂っこい食事を避ける
- シャンプーを変えてみる
- 頭皮の通気性をよくする
などの対策をする必要があります。
接触性皮膚炎やアトピー性皮膚炎が原因と考えられる場合には、一番に試してほしいのがシャンプーの見直しです。
シャンプーが頭皮と合わないために炎症を起こしている可能性が高いからです。
出来れば、
- 天然由来成分を使ったもの
- 無添加のもの
- 洗浄力があまり強くないもの
など頭皮にやさしいシャンプーを選んで使ってみるといいでしょう。
頭皮湿疹治す薬とは?
どうしても頭皮湿疹が治らない場合には、薬を使っての治療方法があります。
皮膚科を受診すれば、出してくれると思いますし、ドラッグストアなどでも購入することができます。
意思から処方される薬の場合は、例えば脂漏性皮膚炎でかゆみや赤みなどの炎症が強い場合にはステロイドの塗り薬を使用することが多いようです。
ただ、場合によっては、抗菌剤も合わせて用いられることもあるようです。
市販の薬を用いる場合には、ドラッグストアの塗り薬のコーナーをのぞいてみると、頭皮のかゆみや湿疹専用の塗り薬というものがあるので、そちらを使ってみるといいでしょう。
ただ、薬といえば、やはりその人に
があるので、必ず効果が得られるとは限りません。
しっかりと直したいのであれば、やはり一度皮膚科を受診することをお勧めします。
まとめ
頭皮湿疹というのは、実はいろいろな原因が考えられるのです。
もちろんそのままにしておいても自然に治るものもあれば、どんどん悪化してしまうこともあります。
どうしても気になるという場合には早めに対策を取ることが大切になってきます。
そして、なかなか治らないときには一度皮膚科を受診することをお勧めします。