頭皮の日焼けで皮がむけたり膿が出てかさぶたができた時のケア方法にはどんなものがあるでしょうか。
また、頭皮が日焼けして赤いしかゆみもある時のケアはどうしたらいいのでしょうか。
夏の日差しが強い日などは紫外線から身体を守るために顔や腕などにしっかりと日焼け止め対策を行うという人も少なくないと思います。
しかし、顔や身体よりも紫外線を多く浴びるのが頭皮だということを知っていますか?
それなのに、頭皮というのは紫外線対策を怠ってしまっている人、多いですよね。
頭皮も紫外線を浴びることによって日焼けをし、様々な症状を起こしてしまうので注意が必要になってきます。
では、頭皮が日焼けをしてしまったときは、どのようなケアをしていけばいいのでしょうか?
頭皮が日焼けして皮がむけた時のケアは?
実は頭皮が日焼けをして一番困るのが皮がむけてしまう状態なんです。
もちろん腕や背中なども日焼けをすると皮がむけますよね。
頭皮ももちろん皮膚の一つですから、日焼けをすれば同じような状態に陥ることになります。
しかも頭皮の場合には、このむけた皮がフケのように見えてしまい、見るからに不潔に感じられてしまいます。
頭皮の皮がむけると気になって、頭皮部分を触ってしまいますよね。
しかし触ってしまうと、さらに皮がむけてしまい困った状態になってしまうのです!
こんな状態になってしまったらどのように対処していけばいいのでしょうか?
頭皮も肌と同じように日焼けケアをする!
頭皮の日焼けも日焼けですから、他のお肌と同じようにケアが必要になってきます。
ポイントは、
ということです。
まずはとにかく冷やすことが大切になってきます。
そして、髪を洗うときには、強く洗わずにやさしく洗いましょう。
シャンプーを使う際にもできるだけ少量で済ますようにし、すすぐときはぬるめのお湯でなるべく刺激を与えないようにするといいですよ。
頭皮が日焼けして膿がでたりかさぶたになってしまった時のケアは?
頭皮が日焼けをしてしまったら、まず大切なのが、とにかく冷やすことです。
冷やすことで頭皮の皮膚の炎症を抑えることが必要になってきます。
頭皮を保湿して炎症を抑える
頭皮の炎症がある程度治まったら
などでしっかりと保湿をすることが大切になってきます。
しかし、もしも頭皮を冷やしても炎症が収まらずに膿が出てかさぶたになってしまったら、そのままにしておくとさらに悪化をしてしまう可能性があります。
もしもかさぶたや膿ができてしまっている場合には、皮膚科を受診することをお勧めします。
そうすると、頭皮の炎症を抑える薬などを処方してもらうことになると思います。
たかが頭皮だからとそのままにせずに、きちんとケアしていくようにしましょうね。
頭皮が日焼けして赤いしかゆみもある時のケアは?
頭皮が日焼けして、
という場合には、頭皮がやけどをしているのと同じ状態で、水分が失われてカサカサの状態にあるのです。
この場合にも、まず大切なのが、失われた水分をしっかりと補って保湿をしてあげることです。
頭皮のやけどを抑えるためのケアをする
頭皮の痛みが強くないなら普段お肌に使用している化粧水で大丈夫なので、頭皮を保湿してあげましょう。
頭皮を水分不足のままにしておくと、
- 皮膚がめくれてカサカサとしたフケのようになってしまう
- フケが毛穴をふさぎ、頭皮に悪影響を与えてしまう
ということになります。
化粧水を使用する場合には、しっとりするタイプではなく、普通肌タイプのもので、特に「抗炎症成分」の含まれている物ならより効果を期待できます。
保湿をする際にはごしごしとこすってしまうと皮膚がめくれてしまうことがあるので優しく頭皮につけてあげるようにしましょう。
まとめ
頭皮というのは、お肌の延長上にあるため、髪に隠れていても紫外線の影響を受けやすいもの。
もしも日焼けをしてしまったら適切な対処が必要になってきます。
軽いものであれば、まずは冷やすことが大切で、そのあとはしっかりと保湿をすればまず大丈夫です。
しかし、膿が出てかさぶたになると、これは重症化しているサインとなります。
この場合には、自分で対処せずにきちんと皮膚科を受診することをお勧めします。
頭皮の日焼け、軽く見がちですし、髪に隠れてなかなかよく見ることはできませんが、症状に合わせてきちんと対処をしていくことが大切なのです。