白髪染めとカラーリング(ヘアカラー)の違いとはどんなところでしょうか。
白髪染めもカラーリングも、髪の毛を染める時に使用しますが効果や成分に違いがあるのかみていきましょう!
今までカラーリングを繰り返してきた人も、白髪が目立ってくると「そろそろ白髪染めしなくちゃ」と思いますよね。
しかし、よく考えてみると、白髪染めもカラーリングもどちらも髪を染めるという点では同じです。
というと、カラーリングで白髪を染めることもできるのではないかと思いますよね?
でも、実際には白髪染めとカラーリングははっきりと分かれて取り扱われています。
では、白髪染めとカラーリングにはどのような違いがあるのでしょうか?
白髪染めとカラーリングの違いとは?
白髪染めとカラーリングはどちらも髪を染めるものですよね。
それなのになぜ白髪染めとカラーリングは別のものとして扱われているのでしょうか?
白髪染めとカラーリングでは使用する薬剤が違う!
実は、白髪染めもカラーリングも髪を染めるという意味ではその原理は同じなのです。
しかし、白髪を染めるという白髪染めと、元々黒い髪を色を変えるというヘアカラーでは、使用する薬剤が微妙に違ってくるのです。
白髪染めの場合
例えば、白髪染めの場合には、白髪の部分を染める必要がありますよね。
その為、元々黒い髪をブリーチする効果は必要ありません。
その代わり、白髪をしっかりと染める必要があるので、全体的に暗めに仕上がります。
カラーリングの場合
逆にカラーリングの場合には、黒髪の色を一度ブリーチする必要があります。
ブリーチ力は高いのですが、一度ブリーチした髪に明るめに色を付けます。
そのためカラーリングは色を付ける力は低く、白髪染めには向いていません。
白髪染めとカラーリングでは髪へのダメージが違う!
白髪染めとカラーリングでもう一つ違うのは、髪へのダメージです。
白髪染めの髪へのダメージ
白髪染めの方は、染めるだけでいいです。
しかしカラーリングの場合には明るい色に染めるため、一度ブリーチをすることで髪へのダメージが強いというのも特徴となります。
ここで悩むのが、少しだけ白髪が気になってきたという場合。
明らかに白髪が増えているのであれば、迷うことなく白髪染めを選びますが、ちょっとだけ白髪が出てきた場合にはどうしたらいいのでしょうか?
この場合には、白髪の量が多いというのであれば白髪染めを使うようにしましょう。
カラーリングの髪へのダメージ
まだ白髪自体がまだらで、髪を明るくしたいという場合には、白髪を目立たなくするカラーリングを選ぶようにしましょう。
どちらにすればいいか迷ってしまう場合には、美容院などに言ってお任せをするというのも一つの方法です。
ただ、先ほどもお話しした通り、白髪染めよりもカラーリングの方が髪へのダメージは強いものです。
その為、白髪の量が少なくても、髪のダメージが気になるという人は、あえて白髪染めの方を選ぶというのもいいかもしれませんね。
まとめ
白髪というのは、年齢的に平均的に30代後半ごろから気になってくるものです。
しかし中には「若白髪」といわれる通り、20代、もしくは10代のうちから白髪が気になってくる人も出てきます。
若白髪の場合には、普通の白髪と比べると量が少ないことが多いので、この時は白髪染めを利用するよりもカラーリングを使用したほうが、目立ちません。
ただ、白髪染めはブリーチをせずに染めるのでカラーリングよりも髪を傷めることがありません。
そこで、もしも髪を傷めずに白髪染めをしたいというのであれば、白髪染めを利用することも出来ます。
しかし、白髪染めの場合はブリーチ力が弱いため、明るい色に髪を染めることには向いていません。
全体的に綺麗に染めることはできますが、どうしても髪の色自体は暗めになってしまう事はおぼえておくといいでしょう。
白髪染めとカラーリングは基本的には染める原理は同じとなりますが、
など、わずかな違いがあります。
その為、自分の白髪の量や髪質に合ったほうを選ぶようにしましょう。
もしもわからない場合には、行きつけの美容院で相談してみることをおすすめします。